【ライブレポ】Unblock「窓を開けたら」ツアー【climbgrow部分】

2021年6月13日(日)に開催された、Unblock 2nd full album「窓を開けたら」release tour@名古屋APOLLO BASEのライブレポです。Unblockはツアーのネタバレになるのでライブレポは書かず、ゲストのclimbgrow部分のみのレポートとなります。

もくじ

1.climbgrowセトリ
2.climbgrowライブレポ
3.まとめ

□1.climbgrowセトリ

1.TIGHT ROPE
2.閃光
3.LILY
4.DOOR
5.ラスガノ
6.未来は俺らの手の中
7.MONT BLANC
8.窓
9.極彩色の夜へ
10.POODLE

□2.climbgrowライブレポ

今回はツアーのゲストなので、先発です。照明が暗くなり、SEが鳴ってメンバーが登場。

1曲目はTIGHT ROPE。climbgrowも「CULTURE」というアルバムのツアー中で、ファンとしてはこのアルバムを大切にしているところだったので、アルバムのリード曲であるTIGHT ROPEが一発目にきたのはテンションが上がりました。

2曲目は閃光。最強にかっこいい曲なので、TIGHT ROPEからの閃光はもうやる気満ち満ちですね???という気持ち。この時点で、かっこいいライブになる予感がしました。

3曲目はLILYですが、曲の入り方がやばかったので特筆します。普段なら「リーーーリィーーー!!!」というボーカル・泰誠さんの叫び声から始まるのが定番です。LILYのMVでも叫び声は入っていて、この叫び声で沼落ちしたファンが筆者が知っているだけでも5人ぐらいいます。それぐらいかっこいい叫び声です。で、今回もその叫び声で始まると思ったら、まさかの違いました。「リーーーリィーーー(斜め下矢印)」と下に声を落としながらの振り絞り。上に張り上げることもできるくらいの熱量を込めながら、その熱量を張り上げずに、無理やり下に封じ込めるみたいな声の出し方。エッッッロって言いそうになりました(危ない)。いや~~~、これからもこの入り方するんですかね??してください!!!!

TIGHT ROPTからLILYまでぶち上げたところで、いったんMCに入ります。ツアーに呼んでくれたUnblockへの感謝と、ライブに来てくれた来場者への感謝が語られました。

泰誠さんのギター(いつもの赤いやつ)の弦が切れたようで、和嗣さんが予備で持ってきていた黒いギターが泰誠さんに手渡されます。「俺このギター似合わんな(笑)」と笑いながら、黒いギターをチューニング。コロナを潰したいというようなアツい言葉が語られ、ライブ再開のムードが出来上がります。

しかし、ステージ裏で赤いギターの弦が猛スピードで張り替えてもらえたようで、ステージの袖から弦のはられた赤いギターが和嗣さんに手渡されます。慣れない黒いギターよりも赤いギターの方が絶対に良いので、和嗣さんは、泰誠さんに渡さねばなりません。しかし、泰誠さんは今めちゃくちゃかっこいいMCをして曲につなげようとしているので、ここでギターを渡すとムードを壊してしまいます

赤いギターを手にしたまま困った和嗣さんが取った行動は・・・・・

赤いギターのボディを持ち、ヘッドの部分を泰誠さんの方へ向け、無言で控えめに泰誠さんの肩にヘッドをコツン。アツいMCをしていた泰誠さんが一瞬止まり、肩を見て、「…変えた方がええな?(笑)」と軽く笑ってギターを受け取ります。ここのやりとりが可愛すぎて筆者は爆発しました。控えめな和嗣さんと察しの早い泰誠さん。可愛すぎる。

Unblockのメンバーが「張り替えたてだから緩めた方がいいよ」とステージ袖からアドバイス。彼が弦を張り替えてくれたことを察した泰誠さんが「Unblock兄やん優しいっす」と嬉しそうに笑いながらフロアに伝えます。兄やんってこれまた可愛すぎませんか?筆者も兄やんと呼ばれたいので転生しようかな。いやでも実の兄になったら兄弟喧嘩でボコボコにされそうだ、やめとこ(何の話)

4曲目はDOOR。最近よくあるのが、楽器なしで泰誠さんの声が響き渡ってから、楽器が鳴って曲が始まるというスタートです。今回もその始まり方で、筆者はこれが大好きです。泰誠さんの声がめちゃくちゃ堪能できて嬉しい。

5曲目はラスガノ。いやもうこれはぶち上げです。汗だくのロックンローラー杉野泰誠が大好きです。あと、彼がぶち鳴らしながらニヤっと笑うと、なんでもできる気がします。一言でいうと、無敵感。筆者は見ているだけなのですが、自分もなんでもできる気がしてくるから不思議です。それがclimbgrowの音楽の凄いところだと筆者は思います。

6曲目は未来は俺らの手の中。一番好きな曲です。名曲です。
7曲目、MONT BLANC。これまた筆者にとって思い入れの強い曲です。この曲のMVが出た頃からライブレポを書き始めたので、追いかけまわして1年経ったか~という気持ち。
8曲目は窓。気づけば6曲目からエモパートですね。切ないクライムもひたすらに良い。
9曲目は極彩色の夜へ。この曲が聴けると思っていなかったので、とても嬉しかったです。

RAINや風夜更けなどのハンドマイクパートがないぶん、エモパートに力が入ったセトリだったように思います。特に筆者は6月11日にクライム神戸、6月12日にchase大阪、6月13日がクライム名古屋という具合で、3日間の遠征をしていて、集大成となる3日目のライブだったので楽しい日々の終わりを感じながら、6~9曲目のエモパートを味わいました。

今回はツアーのゲストなので、アンコールはありません。最後の曲に入る前にMCがありました。以下に記します。

泰誠さん「いま俺らはツアーもやってて。Unblockもやってますけど。ツアーやってると家に帰れないことも多くて。大事な人とか、心配になるというか。…むかし、犬を飼ってたんですけど、ツアー中に亡くなったんですよ。やんちゃな犬で。死に目に会えなかったことを考えたりして、見られたくなかったんかなと思ったりもして。心の中に穴があくんすよね、犬一匹分。もっと大きいかもしれんけど。最後にこの曲をやって終わりたいと思います。」

心配になる大事な人というのは、認知症のおばあちゃんのことも頭にあるのかもしれないなと思ったりしました。各地を周ってくれるありがたさを感じます。

10曲目はPOODLE。亡くなった犬にあてた曲です。6月11日がクライムのワンマンツアーの初日でしたが、このときにもPOODLE(※泰誠さん本人がPOODLEをやったとツイート済)が演奏されました。家にいたら犬が亡くなる瞬間に立ち会えたのだと思いますが、ツアー中だったことでそれが叶わなかったという苦い記憶が彼にはあります。ツアーの初日にPOODLEをやりたくなったのは必然だったのかもしれません。ツアーの初日では、犬に関するMCはなく、「やりたい気分になったからやる」的な気楽なかんじの流れだったのですが、このワンマンツアーではないライブで、言葉にしてくれたことが嬉しかったです。初日に聴いたときに、「ツアー初日だからPOODLEなのか?」と思った筆者の推測が確信に変わった瞬間でした。やっぱり言葉にするって良いですよね。せめて、このブログを読んでいるクライムファンに共有できれば嬉しいです。

6月11日と6月13日をつなぐPOODLEを最後に、筆者の遠征3日間は終了しました。ライブパフォーマンス、セトリ、共に最高でした。

まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。クライムはワンマンツアー中なので、ワンマンに予定を絞っているファンも多いと思います。特にこの公演はUnblockのファンが多く、クライムファンの数は限られていたと思います。でも、こういうところで突然めちゃくちゃ良いライブをしたりするバンドでもあるのかもしれません。ワンマンツアーの合間に開催される、単発のイベントやゲスト出演のライブも侮れない。それを取り急ぎ伝えたくてライブレポを書いたようなところもあります(笑)今後のライブ予定を組む際の参考にしてください(笑)
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