【ボイガル気になる】THE BOYS&GIRLSって何から聴けばいい?【タイプ別/チャート式】

ボイガルことTHE BOYS&GIRLS。「最近気になってるけど、何から聴けばいいの?」という疑問に回答すべく、勝手にチャートを作成。心理テストのように進んでいくと、あなたにおすすめしたい2曲に辿り着く仕組みです。

もくじ

1.はじめに
2.ボイガルのチャート表
3.結果発表(A~Iのおすすめ曲)
4.まとめ

□1.はじめに

本記事はボイガル好きである筆者が趣味として書いているものなので、気軽に読んでいただけますと幸いです。

「ボイガル気になるんだけど、何から聴くのがおすすめ?」と聞かれることがあるのですが、個人に対してではなく、もっと広く、それぞれの人に合ったおすすめの曲を伝える方法がないものかな~と考えた結果、「チャートを作ればいいんだ!」という発想に至りました。

“どの曲から聴くか”というのはとても大事な気がしています。今あなたが求めている曲にバチっと出会えるよう、チャートを使って、おすすめの曲をお伝えしたいと思います。独断と偏見で作成したチャートですので、その点はご了承ください。

気軽に楽しんでもらえれば嬉しいです!では、いってみよう!!!

□2.ボイガルのチャート表

ボイガルの数多くの曲の中から、あなたにぴったりの曲を導き出すためのチャート表を作りました!まずは見てください!はい、ドン!!!
まさかの手書き~!!!すいません、なんかあたたかいかなと思って!パワーポイントの使い方が分からなかったわけではありません!本当に!

さて、チャートの使い方をお伝えします。「あなたは音楽に何を求める?」という疑問が出発点になっているので、自分が音楽に何を求めているのかを考えながら矢印を進んでみてください。

「日常への寄り添い」を求めるのか、「非日常感」を求めるのか。日常への寄り添いを求めるのであれば、日常を「頑張りたい」から音楽を聴くのか、日常を「大切にしたい」のか、それとも日常なんてクソだし辞めてえよ!という気持ちなのか。という具合に、自問自答をしていただければ、A~Iのいずれかに辿り着くはずです。

辿り着いたでしょうか。そのアルファベット、握りしめていてください。次の章でアルファベットごとにおすすめの2曲をお伝えします。結果が気になってきた方はワクワクしながら待ってください。ドラムロール、鳴らしておきます。ドゥルルルルルルルるるるるるるるるるるるるるるるるるる

□3.結果発表(A~Iのおすすめ曲)

るるるるるるるるるるダァン!!!!!!!!!はい!結果発表です!!!!A~Iまで2曲ずつおすすめの曲を発表していきます。

各曲のおすすめポイントも併せてお伝えしていきますので、ここからが長いです。興味が出たら全文読んでいただきたいのですが、とりあえずはあなたが握りしめているアルファベットの結果発表を読んでみてください。

ちなみに筆者はチャートの結果、BとFのハイブリッドタイプだったので、2箇所読むことになりました。日常も非日常も求める欲張りマンです。そういうのもアリです。(先に言え)

それでは以下、結果発表です!

★Aの結果発表

日常を頑張りたいあなたに聴いてほしい2曲は…

『24』


名曲『24』をまずは聴いてください。筆者が特に好きなのは「イヤホンの向こうから聴こえたあの声に 小さく頷いて今日も頑張って帰るか」という歌詞です。頑張ろうとすればするほど、上手くいかなかったときのダメージは大きくなるし、疲れすぎた日は帰る気力すら湧かなくなりますが、そういうときに流れてくるのがせめてこの曲であったなら。疲れた心に優しく沁みて、あと一歩の背中を押してくれるファイトソングです

『ただの一日』

繰り返される駅のアナウンスやゴミの溜まった部屋など、地味な日常を切り取った歌詞が印象的です。そしてこの曲には、「それでも、君の足が止まりかけた道の先で」この曲が鳴っていればいい、「君の所まで」届いて優しく響いてほしい、と音楽家としての切実な願いも込められているように思います。こんなにも切実に届けようとしてくれている人がいるのなら、もう少し頑張れるかも。

★Bの結果発表

日常を肯定して大切にしたいあなたに聴いてほしい2曲は…

『フェイバリットカラー』

楽しいときや嬉しいときはもちろん、悲しいときも、それは大事にしていいあなたの心の色だよ、というメッセージを感じるのですが、この考え方を持っておくと、どの感情も大切にできる気がします。力いっぱい吹き鳴らさるハーモニカや芯のある歌声、力強いドラムなど、音そのものに肯定する力を感じます。

『風花が吹いたら』

「紡ごう、癒えなかった傷もそのままで」という歌詞が好きです。癒えなかったことをなかったことにはしていなくて、そのまま大事に持っていてもいいんだなと思わせてくれる曲です。ボイガルの音楽は、苦しみを抱えていても、あなたはそのままで最高だぜ、と肯定してくれるような力を持っていると思います。

★Cの結果発表

日常の中で前を歩いてほしいあなたにおすすめの2曲は…

『歩く日々ソング』

「君は君の踵鳴らして進めよ」「僕は僕の踵鳴らして進むよ」という歌詞が印象的な曲です。君は君、僕は僕、と突き離されるかんじが個人的にはとても好きです。嘘がないというか、誠実だなと。直接的に支えてくれるわけではないかもしれないけれど、どこかでこの歌を歌っている人も一生懸命歩いてるんだなと思うと心強い。ボイガルが前を歩き続けてくれるなら、自分の踵で歩くのも怖くないかも。

『せーので歌うバラード』

センチになってたまるかとせーので歌うバラード」「次の駅で降りた時にせーので歌えたなら 今夜こそはきっと眠れるだろう」などの歌詞がある曲です。こういう歌詞を書くということは、当時センチになりやすかったのかなとか、眠れない夜が多かったのかなと筆者は想像しています。苦しいときに、歌おうって思うのがすごく素敵だなと思います。しかも「せーので」。一緒には歩けないけど、一緒には歌える

★Dの結果発表

日常を辞めてしまいたいあなたにおすすめの2曲は…

『手紙の歌』

「だめだ…」という状態のときに傍に居てくれる曲。「真剣になるほど深刻になるのはいつもの悪い癖だと気づいた夜に」という歌詞が好きです。真剣になるのと深刻になるのは違うのに、どうしても一緒になってしまって、真剣に生きようとすればするほど深刻になってしまって、分かってはいるのだけれど上手く切り離せず、という。具体的な解決策は示されないのですが、歌詞の最後は「君の幸せを僕だって願っている」という一文。繊細で大好きです。

『メル』

個人的には心の絆創膏みたいな曲です。曲名の「メル」というのは実際にあるお花屋さんの名前で、「怖い夢はすぐ消してくれるような メル、そんな花はないだろうか」「メル、一輪だけでいいから」などの歌詞があります。苦しい状況にあるとき、花があったからといって何かが解決するわけではないと思うのですが、心の癒しとして花を求めるかんじが切実で好きです。筆者が怖い夢を見た時にすがりたくなるのはこの曲です。

★Eの結果発表

音楽に物語性「時」を求めるあなたにおすすめの2曲は…

『一炊の夢』


メジャー契約終了後、1発目に出たMVです。語りに近い、言葉の詰まった曲の入りからは切迫した空気が感じられますが、「歌うこと諦めない 夢の中、這いつくばってでも」という歌詞には力強さを感じます。当時、メジャー契約終了で心配したお客さんからすると、この曲が出た時はさぞかし安心したのではないだろうかと勝手に想像しています。この曲を聴くと、その「時」に連れて行ってくれるかんじがするので、筆者はこの曲に物語性を感じます。

『札幌』

「歩いたはずの距離と進んだ距離の割が合わないんだ」「貰った新譜のサンプル盤、一秒も聴けなかった」などの歌詞があり、頑張っているんだけど結果が出ないとか、周りと比べて焦るとか、そんな心境を感じる曲です。ボイガルの最近の曲は、聴いていると肯定されるような気持ちになるのですが、「札幌」は自分をまだ肯定できていないというか、自分を認めてほしいという叫びが表現されているような気がします。最初から今みたいな楽曲が書けたわけではなくて、このときあっての今なんだなと、「時」を感じながら自分の中で物語を繋げて聴いています。

★Fの結果発表

音楽に物語性「主人公」を求めるあなたにおすすめの2曲は…

『階段に座って』

この曲の歌詞からは、「震える肩」「少し怖くて足が竦んだ」「ボロボロと涙が止まらない」など、くじけそうになっている主人公の姿が浮かんできます。「ボロボロと涙が止まらなくても カーテンを開けてみたい そう思えたのは あなたがやってるロックバンドが優しかったから」。くじけそうなときにロックバンドに支えられてきた人が、カーテンを開けて、ロックバンドで人に勇気を与える側になったのだと思うと、胸が熱くなります。

『ロックンロール』

筆者が“ロックンロール”に求めるものがすべて詰まっている曲。ワタナベシンゴがこの曲を歌う時の歌い方、歌う姿、ハンドマイク捌き、すべて含めて完璧です。めちゃくちゃかっこいい。バンドという物語を背負うかっこいい主人公を探している方は、ぜひこの曲を聴いてほしいです。「俺自身のために歌っている」という歌詞の直後に「そんな俺じゃなきゃ誰のことも歌えるわけないような気がするよ」という歌詞がくる。こんなロックンローラーを求めてた。

★Gの結果発表

音楽に物語性「場所」を求めるあなたにおすすめの2曲は…

『すべてはここから』

この曲で筆者が好きなのは「この街とこの夜に恋をするだろう」「あのときラララで口ずさんだメロディーを札幌の夜が抱きしめた」という歌詞です。ライブハウスで出会った友達数人で夜の街をゲラゲラ笑いながら歩いて、深夜に札幌の観覧車に乗って騒いだ、あのキラキラした時間を思い出します。筆者にとっては、あの街とあの夜に連れて行ってくれる曲です。

『パレードは続く』

この曲からは、厳しい冬の空気を感じます。みんなで列になって歌いながら歩いて、厳しい冬を越えようぜと肩をたたかれるような気持ちになります。終盤の「君の街まで僕の歌聴こえてる?」という歌詞も好きです。君と僕は違う街に住んでいて、距離があるけど、大きな声と大きな音で聴こえるようにするから!という純粋さや切実さ、力を感じて、胸がぎゅっとなります。

★Hの結果発表

かっこいい音楽に興奮したいあなたにおすすめの2曲は…

『その羅針盤』

筆者的にボイガルで一番かっこいい曲。ギターのメロディがとにかくかっこいい。サビまでのボルテージの上がり方が気持ち良すぎて、最高の気持ちになります。個人的には「これじゃないからまだ探す」という歌詞が好きです。これじゃない、上手くいかない、と落ち込むのではなくて、これじゃない“から”まだ探すってとても前向きだなと。かっこいいバンドのかっこいい曲ってこれ。

『陽炎』

2019年にメンバー3人が脱退し、正式メンバーがワタナベシンゴのみとなってから1発目に出た楽曲。一人になってもやっていくんだという強い意志が宿った曲なのではないかと勝手に思っています。細かく刻むようなメロディも、サビの伸びやかな歌声も、全部かっこいい。個人的には「陽炎、揺れる二人の繋いだ手を離さないでよ」というフレーズが好きです。

★Iの結果発表

楽しい音楽にワクワクしたいあなたにおすすめの2曲は…

『最初で最後のアデュー』

再生した途端、気分はお祭り騒ぎです。いろんなバンドマンがコーラス?賑やかし?で参加していて、超ハッピー!札幌のバンドなのもあり、本州に住んでいると頻繁にライブに行けても月1くらいなので、いつもライブが終わりに差し掛かると寂しい気持ちになってくるのですが、この曲を置いて行ってくれるので助かります。さよならの寂しさを吹き飛ばして、「必ずまたここに来る」と歌ってくれる曲

『サンキューマイレディオ』

切実さのある歌詞およびメロディなので、“楽しい音楽”と一言で表せられるような曲ではないのですが、基本的にボイガルの曲ってそうだなと思います。切ないとか寂しいとか悲しいとかじゃなくて、“切実”。明るいだけではないんだけど、暗いわけでもなく、でも一生懸命っていう。そこにグッと力を貰えます。サビの「退屈な世界を切り裂いて」という部分が最高に気持ち良いので、絶対に聴いてほしいです。楽しいというか、報われるような気持ちになります。

□4.まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。2曲、既に聴いていただけましたでしょうか?どうですか??最高すぎませんか?????

まずはボイガルに出会う、そして今自分が求めている曲にピンポイントで出会う、これが達成できる記事になっていれば良いなと思います。しっかり聴きたくなるような解説も加えたつもりなので、ぜひともこれでハマってほしい…!

とは言いつつ、押し付けるつもりはありません。ただ、とっても素敵な音楽だから、いろんな人に出会ってほしいなと思うのと、筆者の話を分かってくれる人が増えたらいいなというかんじです。

もうね、話し相手がいないもんで、ひたすら記事を書いては文字でひとりで喋り続ける人みたいになってるんですよね。好きが溢れて抑えきれません。気が狂いそう(笑)たすけて(笑)
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