【ファンに調査】climbgrowの最強セトリを考える記事

筆者のSNSで、「最強セトリを作成して送ってください」と協力依頼し、ファンの方々が考えたセトリをいくつか集めました。ファンの間で、あれもいい、これもいいと騒ぎたいだけの記事です!!!

もくじ

1.はじめに
2.筆者のセトリ
3.ファンのセトリ集
①Aくん
②Bさん
③Cさん
④Dくん
⑤Eさん
⑥Fさん

⑦Gさん
4.分析結果
5.まとめ

□1.はじめに

SNSで、「最強のセトリを考えてみた!」と楽しそうに投稿しているフォロワーさんを見かけたので、記事にする許可をいただき、筆者のTwitterアカウントで改めて「あなたの考える最強セトリ」を募集し、本記事の執筆に至りました。条件は、10曲+アンコール1曲でセトリを組むこと、です。曲の幅が広く、ファンに好きな曲を10曲選ばせてもバラバラな回答になる印象のある、climbgrowの音楽。最強セトリを組ませても、きっとバラバラになるだろうと思い、気になったので企画しました。「なぜこのセトリにしたのか」というコメントも一緒にいただいているので、順番に発表していきたいと思います!climbgrow好きのみなさん、ワクワクしますね!!!!!

□2.筆者のセトリ

クライムファンのみなさんに協力していただいているので、もちろん筆者も発表します!筆者は、春から新生活という人も多いであろう3月末という時期に、ライブがあったらこれをやってほしい!というセトリを組みました。

セトリ

①LILY
②ラスガノ
③閃光
~MC~
④未来は俺らの手の中
⑤太陽はまた昇り
~MC~
⑥ハローグッバイ
⑦冬の蠅
~MC~
⑧BANG BANG BANG
⑨RAIN
⑩風夜更け
アンコール:叫んだ歌
「リーリィーー!」と叫び声から始まるLILYを一曲目にし、ぶちあげ三連弾。LILYとラスガノという定番曲2曲+最新アルバムから閃光を投入することで、今のクライムを魅せます。

「地獄を未来と呼ぶ」という内容を含んだMCを挟み、エモパートへ。閃光には「絶望」という歌詞が入っているので、絶望や地獄を未来に繋げていく感覚で、閃光と未来は俺らの手の中を連続させました。そして、五曲目は、太陽はまた昇り。泰誠ボイス信者なので、彼の「胸を張って生きてやろうぜ、馬鹿野郎」を聴きたいという思いを強く込めた選曲です。LILY前の叫び声と、ラスガノ前の囁きと、「馬鹿野郎」が聴ける、泰誠ボイス信者にとって殺人的なセトリになっています!

新生活に向けて背中を押すようなMCが入り、六曲目にハローグッバイ。筆者自身、春から東京へ転居することが決まっているので、3月末に滋賀のビーフラットというライブハウスで聴きたいという超個人的な希望を込めています(笑)続く七曲目は冬の蠅。ハローグッバイも冬の蠅も、感傷的でもあり、あたたかみもある曲だと思うので、相性が良さそうだなと思っています。

ラストスパートは、ハンドマイクで一気に駆け抜けてほしいです。「ばかになってくれますか~!」というIQ2へ誘うMCを挟み、八曲目はBANG BANG BANG。そしてRAINと風夜更けは絶対にライブでやってほしい2曲です。この流れでライブの満足感がグッとあがる気がします。あと、場がしっかり締まるかんじがします。

エモパートもやりつつ、最後はぶち上げて、背中を思いっきり押してほしいです。アンコールは叫んだ歌。昔の曲なので、聴けたときにすごく嬉しくなる気持ちがあり、最後の最後に嬉しくなって帰れるのがいいなと思い、この曲です。

ぶち上げもあり、ストーリー性もあり、泰誠ボイスが光るセトリを目指しました!

□3.ファンのセトリ集

第二章で筆者のセトリコメントを読み、「長っ」と思ったそこのあなた。このテンションでずっと続きますので、だるいと思った方は今のうちに逃げた方が良いかもしれません。こういう話が楽しくて仕方がないという方向けの記事です。さあ、お待ちかね、ファンのみなさんはどういったセトリを組んできたのか。見ていきましょう!!!

①Aくん

筆者のセトリに比較的近いかんじがしたので、まずはAくんのセトリをご紹介します!

セトリ

①POODLE
②THIS IS
③LILY
④閃光
⑤ラスガノ
~MC~
⑥LAVENDER
⑦極彩色の夜へ
~MC~
⑧BANG BANG BANG
⑨RAIN
⑩風夜更け
アンコール:叫んだ歌
八曲目以降が筆者のセトリと同じで、実際のライブでも、BANG BANG BANG~風夜更けの流れは多く、ライブを見てしまうとこれが最強だという感覚になります

そして、筆者と異なるのは、エモパートが間の2曲だけで、前半からぶち上げ盛りだくさんなところです。五曲目までどこで息継ぎするんだよってかんじですが、これがファンの願望のかたまりというかんじがします(笑)結局クライムのぶち上げ曲ってめちゃくちゃかっこいいんですよね。息継ぎといってはなんですが、閃光前に「そこに立っているひとりひとりが俺らにとっての閃光だ」と言われたいらしいです。実際にあったMCで、このサイトのライブレポ浜松編に記録していますのでよかったらどうぞ!

さて、ぶち上げ大好きなAくんですが、全てをぶち上げで染めるのではなく、どうしても外せなかったエモパートが、LAVENDERと極彩色の夜へ。POODLEとこの2曲はクライムを好きになったきっかけだったようで、どうしても外せないとの事。POODLEはエモ要素もありますが、ぶち上げ要素もあるので、一曲目にもってきて、ぶち上げパートに入りましたが、他2曲はエモパートとして組まれています。ちなみに、この後、他のファンの方の最強セトリでも、LAVENDERはめちゃくちゃ出てきます。隠れた名曲説。

②Bさん

次に、同じくLAVENDERが入ったセトリを組んだBさんをご紹介します!

セトリ

①極彩色の夜へ
②閃光
③SEPTEMBER
④ハイライト
~MC~
⑤LAVENDER
⑥街へ
~MC~
⑦LILY
⑧ラスガノ
⑨BANG BANG BANG
⑩RAIN
アンコール:THIS IS(チェンさん→泰誠さん)
「最高の夜にしようぜ~!」という泰誠さんの言葉と共に、極彩色の夜へが鳴り始めます。古めの曲で始まったかと思えば、二曲目は、最新アルバムから、閃光。そして、かっこいい前奏から始まる、ギター強め曲、SEPTEMBERが三曲目。続けてなんとハイライト。冒頭パートの時点で、予測のつかないセトリ、というかんじがします。それも新旧の曲が織り交ざっていてエモくもありアツくもある、クライムの全曲がたまらないと話す彼女だからこそ組めるセトリかもしれません。

そして、MCが入りますが、ここは「好きな人はいますか?好きな人には好きって言った方がいいです。俺はお前がいればいい、お前だけでいい。」という内容を話して、五曲目のLAVENDERに繋げてほしいとの事。LAVENDERをライブでやっていた頃を新参の筆者は知りませんが、なんとなく言ってそうですね(笑)続く六曲目は街へ。この2曲がエモパートになります。最近のエモパートはMOTHERや窓のイメージですが、こういう昔の曲もずっと大好きだという気持ちが溢れた選曲です。クライムって、今の曲も昔の曲も愛されているかんじがします。だから、好きな曲やセトリが人それぞれで分かれるのかも。

六曲目の後はMCが入り、「ロックンロール好きですか?」という煽りで一気に戦闘モードにして、七曲目からラストまで一気にぶち上げます。冒頭のエモ熱パート→エモパート→ぶち上げパートという流れが綺麗なセトリです。アンコールはチェンさんverのおふざけTHIS ISをやりつつも、最後は泰誠さんが変わって、本家THIS ISで締めてほしいとの事。最後まで盛りだくさん!

もう一つ、欲望まみれ(本人談)のセトリも組んだらしいので、おまけで紹介しておきます!

セトリ

①革命を待つ
②未来は俺らの手の中
③mold Hi
~MC~
④閃光
⑤ハイライト
⑥太陽はまた昇り
⑦くだらない
~MC~
⑧ラスガノ
⑨RAIN
⑩叫んだ歌
アンコール:PARTY
「未来は俺らの手の中」のイントロに歌詞をつけたのが、「革命を待つ」だそうで、ここはセットらしいです。一切休ませないというコンセプトで、mold Hiからはずっとぶち上げです。

そして、めちゃくちゃ細かい設定があるのですがラスガノで泰誠さんのギターの弦が切れるハプニングが起こり、次のRAINはハンドマイクなのでそのままぶち上げ、叫んだ歌の前で、泰誠さんが「和嗣!一人でやれる?」と聞いて、頷く和嗣さんを確認してから演奏を始めてほしいらいい。もうここまでいったらセトリっていうか妄想(笑)でも、曲は違うものの、弦がきれて、和嗣さんが頷くまでの流れは実際にあったことだそう。彼女のお気に入りシーンらしい(笑)

クライム公式Twitterが過去に動画にあげていてまだ残っています。「climbgrow 集大成」で検索したら出てきたのでみなさんも検索してみてください。FREEDOMリリースツアーセミファイナルです。

アンコールは廃盤の曲で、今は入手できません。実際にやったら「??新曲???」と場が混乱したまま終わりそうですが、聴いてみたいですね。歌詞がなく、適当に英語っぽく歌っていた時代の曲だと聞いたことがあります。ライブで聴けたらやばすぎる!!!

③Cさん

次に、ワクワクするセトリを組んだCさんをご紹介します!

セトリ

①LILY
②TIGHT ROPE
③THIS IS
④BANG BANG BANG
~MC~
⑤冬の蠅
⑥極彩色の夜へ
~MC~
⑦叫んだ歌
⑧ハイライト
⑨ラスガノ
⑩未来は俺らの手の中
アンコール:風夜更け
筆者と同じく、「リーーリィーーーー!!」の叫び声から始めてほしいという理由でLILYが一曲目にきます。そのまま4曲目までぶち上げパート。クライムのライブには、ゴリゴリのロックンロールを期待して見に来ている人が多いと思うので、まずはぶち上げてほしいというのが、冒頭パートにぶち上げ曲が並びがちな理由でしょうか。

MCで雰囲気を変えて、エモパートは五曲目・冬の蠅と六曲目・極彩色の夜へ。筆者は冬の蠅とハローグッバイで組みましたが、冬の蠅と極彩色の夜へという組み合わせも、両方とも、エモいんだけどしっとりしすぎてなくて、どこかあたたかくて、というのが共通しているように思うので、相性が良さそうです!!!

ここでMCを挟み、七曲目は叫んだ歌。ラストに来がちな叫んだ歌が、中盤あたりにくるのが新鮮です。叫んだ歌で締まったと見せかけて、八曲目にハイライトをぶち込んでほしい。そしてそのままラスガノに突入し、最後はエモの定番、未来は俺らの手の中で締める。大どんでん返しというかんじがします(笑)

「意外性」も大事だよな~と気づかされるセトリです。実際にライブで見るのを想像したら、「え?!次この曲?!じゃあこの次は何くるの?!」みたいなパニックになるの、絶対楽しいですよね。最後は泰誠さんに暴れてほしいということで、アンコールは風夜更け。絶対かっこいい。

④Dくん

次に、経験値が活きるセトリを組んだDくんをご紹介します!

セトリ

①風夜更け
②THIS IS
③LILY
~MC~
④革命を待つ
⑤未来は俺らの手の中
⑥LAVENDER
⑦ハローグッバイ
~MC~
⑧くだらない
⑨RAIN
⑩ラスガノ
アンコール:BLOOD MONDAY
このセトリを見てまず驚いたのが、風夜更け始まりであること。MAX BETというライブで実際に一曲目が風夜更けだったことがあるそうで、それが忘れられないとの事。新参の筆者「なにそれ!!!」と崩れ落ちる。それはぜひ見たい。

THIS IS、LILYと安定でぶち上げてくれる2曲が続き、MCを挟んでエモパートへ。MCは、「地獄を未来と呼ぶ」系の内容を話して、四曲目・革命を待つ、五曲目・未来は俺らの手の中へ繋げます。この2曲は、Bさんと同じくセットという認識。そして入ってきました、六曲目はLAVENDER!みんな気に入りすぎだろうよ(笑)これもし関係者の方が読んでたら、LAVENDER入れた方がいいかもってメンバーに伝えてほしいレベルです(笑)七曲目はハローグッバイ。これは「この時期だからこそ、ライブハウスで聴きたい」との事です。納得。

四曲目から七曲目まではがっつりエモパートでしたが、八曲目にはくだらないが入ってきます。これまた珍しい。実際にライブでやったら、「え!!レア曲きた!!!」と、テンションがあがり、その高まったテンションのまま、九曲目・RAIN、十曲目・ラスガノに突入できるので、この後半の流れはめちゃくちゃ楽しそうです。一曲目の風夜更けや、革命と未来をセットにするあたりなど、彼のライブ参戦経験が活きたセトリかも。ちなみにアンコールの曲はクライムを初めて聴いた曲で、一番好きな曲だそうです。いつかライブで聴けるといいですね。

⑤Eさん

次に、「撃ち抜く現在過去未来」をテーマにセトリを組んだEさんを紹介します!

もくじ

①ラスガノ
②ハイライト
③閃光
~MC~
④POODLE
⑤MOTHER
⑥極彩色の夜へ
~MC~
⑦未来は俺らの手の中
⑧DOOR
~MC~
⑨風夜更け
⑩RAIN
アンコール:叫んだ歌
閃光の歌詞、「撃ち抜く現在過去未来」をテーマにしたということで、もうこの時点でわくわくします。歌詞からテーマを選ぶってめっちゃかっこいいですね。

①~③が現在になっていて、「此処からが勝負」だとラスガノで提示し、ハイライト、閃光で一気に前へ進む力をくれる冒頭パートです。

④~⑥は過去を表していて、MC明けのサビ歌いだしが聴きたいということでまずはPOODLE。次をMOTHERにし、極彩色の夜へで締めることによって、POODLEで愛犬、MOTHERで祖母に向かった気持ちを自分に戻していきます。

⑦~⑧は未来を表しています。筆者的には、ここでDOORがくるのが意外だったのですが、青春な雰囲気のある未来は俺らの手の中の次に、「青い春を瞬間から追い越して」という歌詞があるDOORを持ってくることで、青春を越してもっと先へ行く曲というイメージだそう。なるほど!

MCを挟んで、ラストは風夜更けとRAIN。風夜更けの「鋭く尖った言葉を脈打つ心臓に目掛けて解き放つ」という歌詞どおり、短い言葉でぶっ刺すようなMCから入ってほしいとの事。風からの雨という流れで次はRAIN。RAINの、「傷跡はカサブタへ」「私が愛したこの世界へ」という終盤の歌詞で、過去が受け止められ、現在・未来へ向かうという綺麗な流れができます。

アンコールは叫んだ歌。今だからこそレア感もあり、満足度が高い曲になっているとの事で、これには筆者も同感です。

⑥Fさん

次に、「コロナ禍で次のライブまで期間があく最後のライブ」をテーマにしたFさんをご紹介!

セトリ

①THIS IS
②閃光
③ハイライト
~MC~
④未来は俺らの手の中
⑤SEPTEMBER
~MC~
⑥MOTHER
~MC~
⑦MONT BLANC
⑧RAIN
⑨LAVENDER
~MC~
⑩叫んだ歌
アンコール:ハローグッバイ
「ライブを始めます、THIS IS~!!」の入り方が好きだということで、一曲目をTHIS ISにし、閃光とハイライトでぶち上げます。閃光は背中を押してくれる曲で、ハイライトは和嗣さんのギターが一番かっこよく聴こえるとの事。SEPTEMBERも和嗣さんのギターが大好きな人が気に入っているイメージがあります、Bさんもそうだし!(繋がれ)

MCを挟んで四曲目、「未来は俺らの手の中」へ。このセトリの特徴は、エモパートをつくらず、エモい曲と激しい曲が交錯する構成です。パートを意識するのではなく、あくまでコロナ禍というテーマに向かって鳴らしてほしいという意図があります。

MOTHERだけで1つのシーンに区切った意図をきいたところ、泰誠さんの幼少期など、バンドを始める背景などが話されるので、大切にしたい、ここだけで一つのストーリーにしたい、と答えてくれました。彼女の、ひとつひとつの曲を大切に受け止めているこの姿勢が筆者は大好きです。七曲目は、一緒に歩んでくれるような安心感がある、MONT BLANC。そして優しいだけのライブにさせてくれないRAINぶち込み、かと思えばエモエモなLAVENDER。LAVENDERを終盤にもってくることによって、余韻に浸りながら、鼻歌を歌って帰りたいらしい。可愛い(笑)

最後は叫んだ歌とハローグッバイでコロナ禍のその先へ繋げます。ハローグッバイ、筆者のセトリでは中盤のエモパートにもってきましたがアンコールでいれるのも良いなあ。

⑦Gさん

最後は最強セトリ企画の発案者、Gさんのセトリをご紹介します!

セトリ

①ラスガノ
②フェンス
③酔生夢死
~MC~
④BANG BANG BANG
⑤THIS IS(チェンさんver)
~MC~
⑥閃光
⑦KLAXON
⑧FALLOUT
⑨風夜更け
⑩RAIN
アンコール:叫んだ歌
クライム友達と2人で考えたらしく、曲と曲の繋がりの良さまで考え込まれたセトリです。一曲目は「ラスガノ」という泰誠さんの囁きで崩れ落ちたいという理由で、ラスガノ。筆者と同じ泰誠ボイス信者の香りがプンプンする(笑)2,3曲目、フェンスから酔生夢死の曲の繋がりがめちゃくちゃ綺麗との事。あと、酔生夢死は「俺の声以外にさ感じなくなるくらいには」という歌詞がエロすぎるので絶対聴きたいらしい。やっぱり泰誠ボイス信者だ(笑)

冒頭パートのあとは、MCを挟んでIQ2パート。BANG BANG BANGで踊り狂って、まさかのここでチェンさんverのTHIS IS。ちなみにチェンさんverというのは、何度かアンコールであった、チェンさんがボーカル、泰誠さんがベースで頑張るTHIS ISです。めちゃくちゃなので、打ち上げみたいなノリになるのですが、これをアンコールではなく真ん中にもってくるのがおもしろすぎます。もうここで打ち上がっちゃうのか(笑)でも、このIQ2パート、めちゃくちゃ楽しそうなのでいつか実現してほしいです。

6曲目からのセトリを見ても分かる通り、このセトリにはエモパートがなく、ぶち上げ→IQ2→ぶちあげという流れです。楽しすぎますね(笑)6曲目の閃光と7曲目のKLAXONは落ち着いて音を感じようという部分との事。そこからの8曲目、FALLOUTでハンドマイクになり、ラストまで駆け抜けます。RAINや風夜更けの前にBANG BANG BANGを入れるセトリが定番化していますが、彼女は真ん中にIQ2パートをつくったので、ここはFALLOUT始まり。これもかっこいいなあ。

Gさんは号泣セトリもつくってみたそうなので、おまけで載せておきます。

セトリ

①POODLE
②MONT BLANC
~MC~
③MOTHER
④窓
⑤LAVENDER
⑥太陽はまた昇り
⑦極彩色の夜へ
~MC~
⑧閃光
⑨DOOR
⑩未来は俺らの手の中
アンコール:ラスガノ
静まり返った中始まるPOODLEが最高にエモいスタートを切り、MONT BLANCを続けることで、今日はしっとりモード?という雰囲気を出します。ここでMCが入るということは、祖母にまつわるMCでしょうか。MOTHERからがっつり泣かせにくるパートとなり、窓とLAVENDERという失恋ソングが連続します。

太陽はまた昇りと、極彩色の夜へで、エモさを残しつつテンションを高めていき、二度目のMCへ。後半は、「絶望」という言葉が使われる閃光→絶望のその先で待つDOOR→未来は俺らの手の中、という流れが完璧なセトリです。絶望を未来に変えていけるこのバンドのかっこよさをセトリで表現しているのが本当に素敵です。

アンコールは、ラスガノ。ライブの最後を、「一歩目を踏み出したんだ」「ここからが勝負だ」というメッセージの強く込められたこの曲で締めるという、めちゃくちゃかっこいい終わり方です。ただエモい曲を並べているわけではなく、しっかりと流れやストーリー性が組まれているのが最高です。このセトリで泣くライブもいいなあ。

□4.分析結果

たくさんのセトリをご紹介しました。
見て楽しむだけで充分なのですが、記事にまとまりをもたせるために、一応、分析結果を残します。

基本の構成は、「ぶちあげパート+エモパート+ハンドマイクパート」という流れで、この構成にすると、いろいろなクライムが楽しめるように思います。エモパートにどの曲をもってくるかは、ファンそれぞれで思い入れのある曲が違うので、ここで個性がでる気がします。逆に、ハンドマイクパートはほぼ固定、ぶちあげパートも定番曲はありますが、FENCEやKLAXON、SEPTEMBERなど、人によって入れたり入れなかったりというような曲もけっこうあるという印象です。

また、構成そのものが基本型ではないセトリも多く、おもしろかったです。ひたすたぶちあげ続けるセトリや、風夜更け始まりのセトリ、テーマ設定型、真ん中にTHIS ISチェンさんverぶっこみ等、ファンのもつ願望やユーモアが感じられるセトリもありました。もう考えるだけで楽しい!!

MCが入る位置と、どんな内容のMCが良い?ということも興味があったのでついでに聞き取りました。各セトリの解説に少し載せていますが、「そのMCいいよね~!」と共感したり、「そのMCあったあった(笑)」と思い出し笑いしてしまうものまでいろいろありおもしろかったです。中には、「日常で感じたことをそのまま伝えてほしい」という人もいてMOTHER前はおばあちゃんの話をするというのが定着していますが、「それも話したくないときは話さなくてもいいと思ってる!」と言っていて、素敵な考え方だなと思いました。バンドに対するファンのあたたかい眼差しが好きです。

□5.まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。7人も紹介するとさすがに長文ですね(笑)

また、セトリを提案してくれたファンのみなさんありがとうございました。こういうブログを書いているからなのか、筆者の周りには愛強めのアツいファンが集まってくるようで、こういう企画をするとめちゃくちゃ楽しいです。

この曲は絶対入れたい!と同じ気持ちの部分もあれば、思い入れのある曲が全然違ったりもして、これが音楽のおもしろいところだよなと感じました。climbgrowにはいろいろな要素が詰まっているので、セトリによって印象の違うライブになるし、これからもいろんな彼らを見るのが楽しみです。

それから、冒頭でお伝えした、「ファンに好きな曲を10曲選ばせてもバラバラになる」という話ですが、筆者のフォロワーさんが「#climbgrowの好きな曲10選」というハッシュタグをつくったことがあり、Twitterでこのハッシュタグを見ると、好みがバラバラなことがよく分かります。おもしろいので、良かったら検索してみてください^^

まだまだコロナ禍は続きそうで、ライブにもなかなか行けないかもしれませんが、せめてファンの間でセトリを考えたり、歌詞の考察をしたり、かっこよさについて語り合ったり、自分たちなりに楽しめていけたらいいなと思います。またおもしろそうな企画を思いついたら実行しますので、良かったら筆者のSNSをフォローしてご協力ください。あと、こういう記事かいてほしいというのがありましたらリクエストください~!
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